リノベ日誌
リノベーションに向けての聞き取り調査
散らかり具合の確認
経験上から言うと、今の散らかり具合はリノベーションをしても継続されるケースがほとんどです。
実はあまり収納量は関係がないと考えております。
物が多い人、片付け下手の人は、そのままです。
よく見えない収納など希望されますが、全く使用しない物の収納するのにお金をかけるのはもったいないため、できる限り捨てることを提案することがあります。
またどうしても物が多い方の場合、シンプルな部屋の仕上げをオススメしております。
背景が木目など強い材料を使用すると、余計散らかって見えるからです。
大型の家具家電の確認
リノベーション後にも使用する家具家電を確認し、こちらで寸法を計ります。
その内容をリスト化し、図面作成の際に、その家具家電が収まるようにしていきます。
最近多いのが、ピアノなど大型家具をどうするかなどです。
また リノベーション後に買い替えることが決まっている場合は、その商品など教えて頂き、それに合う提案が出来るようにしています。
収納量
服、本などそれぞれ分類し、それぞれ計測させて頂いております。
服はハンガー物とタンス、衣装ケースなどに分類。
ハンガーの総延長で、タンス、衣装ケースは全体積をおさえます。
靴も同様です。
本は、大きさ別に計測していきます。
駐車場
必要な台数、駐車方法、車種など聞いております。
車の買い替えがありえる場合、あとどれぐらい乗るのか、次は何に乗り換えのかなど確認いたします。
また頻繁に使用する車、自転車・バイクなど使用するのか確認することがあります。
それにより外構も検討する材料になるからです。
家族構成
家族の人数などにより動線が大きく左右いたします。
もちろん人数により部屋数などもありますが、
例えば頻繁に家族以外の方が泊まりにくることが多いのであれば、客間を検討するのか、リビングを兼用するのかなど検討が必要だからです。
機能、使い勝手(動線)
特に水回り(家事動線)をこだわっている方も多く見受けられます。
また洗濯を干す場所、洗濯機、それに付随する収納の関係はどうか、
使いやすさはどのような希望があるのかを聞いておきます。
寝室は、「布団」なのか「ベッド」なのか。
使い勝手については、いまお住まいの現状のなかで聞くと、より問題点が見つかりやすいため必ず質問する項目です。
性能
耐震性や断熱性の要望があるかどうか。
宗教
仏壇や神棚などがあった場合、決まりごとなどがあるのか確認しております。
また仏壇の設置方位も確認しております。