リノベ日誌
優良工務店の選び方
基本は3社見積り
工務店選びは、見積り金額という最もわかりやすい指標で比較し、依頼する会社を選ぶのがもっとも手軽で納得しやすい方法です。
しかし、3社見積りは、安かろう悪かろうを招きやすく、理想的な選定法とは言えないと私は考えています。
工務店側(弊社含めて)としては、3社見積りのせいで金額的に無理に安値で受注した場合、その分を多少なりとも現場で回収すべく、安全対策などの費用を節約し、下請けも安く程度の低いところを使い、複数の現場を掛け持つ経験の少ない現場監督を配置するかもしれません。
つまり、建築という高額な注文品を安い大量な生産品と同じように価格で競わせると、手抜きや欠陥ということにならないまでも、出来上がりの品質低下を助長する可能性があるのです。
3社見積のデメリット
☠️管理が行き届かず工期遅延の可能性が高まる
☠️安いほど品質低下のリスクが高まる
☠️程度の低い職人を使う可能性が高い
では、どうすれば良い工務店を見積書から推理できるのか?
私の経験上から過去工務店の見積書内容からのチェックポイントを挙げてみました。
ほんの一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。
<見積書のチャック内容>
下記の内容で、項目に当てはまらない事項が多いほど優良工務店です。
💡見積書が一式見積もり(もしくは一式内容が多い)
💡見積書が坪単価ベース
💡数十万、数百万単位の値引きがある
💡標準仕様を外した途端に高くなる
💡変更した途端に高くなる
💡外部給排水が別途
💡既製品カーポートを採用している
💡外構工事が割高
💡階段はウレタン仕上げの既製品
💡玄関ドアがアルミ既製品
💡内部の建具 シート張りの既製品建具を仕様
💡内装工事 ウレタン仕上げの複合フローリングを仕様
💡造作家具 シート張りの既製品建具を仕様
💡左官工事 基礎モルタルのみ
💡手すりや玄関庇がアルミ既製品
💡電気工事 標準仕様、個数が全て決まっている
💡給排水設備工事 標準仕様がすべて決まっている
💡洗面台がプラスチック製
いかがでしたでしょうか?
皆様の今後の工務店選びの参考になれば幸いです。
今 リフォームなど検討されている方は、ぜひBONDへお問い合わせいただき見積りをご依頼ください。
そして 上記項目と照らし合わせてみてください。