リノベ日誌
リノベーションのデメリット
物件の寿命が短い
寿命は中古物件のため新築に比べるともちろん短いです。
中古物件は、平均築20年〜30年が多いのですが、
建物には法的耐用年数があります。
耐用年数とは、資産として使える年数になります。(資産として価値がなくなる目安)
リノベーションをする場合は。「将来建て替えが必要になる」と考えておくことが必要です。
光熱費がかかる
中古物件は、最近の新築と異なり、断熱性が劣ります。
そのためエアコンなど使う回数が増え、どうしても光熱費がかかってしまいます。
また家族が多い場合は、部屋ごとに使用することもあるため、さらに光熱費がかかることもあるでしょう。
リノベーションによって断熱工事は可能ですが、費用がかかるため、結果的に費用面を気にされるのであれば、お得にならない場合があります。
耐震性の問題
中古物件を購入する場合、築年数を考慮する必要があります。
1981年6月1日から施工された「新耐震基準」と呼ばれ、2022年時点でも変わらず適用されています(Google検索内から引用)。
そのため1981年6月以前に建てられた住宅は、追加で耐震工事が必要となるケースもあります。
ただし、物件によっては、高い基準で設計された住宅もあり、全ての中古住宅が耐震性に問題があるわけではございません。
また地震保険も割高です。
もし耐震補強を気にされるのであれば、費用面を考慮すると負担が大きくなるかもしれません。
当社が扱っている物件は、住宅診断を行なっておりますので、事前に調査結果など確認できます。
定期的なメンテナンスが必要
住宅は、新築、中古と関係なく定期的なメンテナンスが必要です。
住む方の責任とも言えます。
<5年ごとに>
⭕️シロアリ対策
<平均15年ごとに>
⭕️屋根塗装
⭕️外壁塗装
⭕️バルコニー防水
⭕️雨どいの交換
⭕️給湯器の交換
<築20〜30年の場合>
⭕️ユニットバスの交換
⭕️給排水管の交換
リノベーション後も10〜20年後には何かしら修繕がかかります。
メンテナンスにともなう継続的な修繕費が必要であることが、購入前の心構えとして大事だと思います。
リノベーションできる範囲に制限がある
主に中古マンションでのケースが多いですが、工事ができる専有部と工事できない共有部に分かれています。
共有部分は、他の住人と共有のため、リノベーションはできません。
また築年数が古いマンションほど、修繕積立金は高いです。
中古マンション購入を検討の際は、毎月支払う経費も事前に確認しましょう。
このようにリノベーションには、メリット・デメリットがそれぞれあります。今回は、その中のほんの一部をご紹介いたしました。
ご自身の状況にあわせて判断することが大事です。
ご相談は是非BONDへ!!
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