リノベ日誌
リノベーション済物件購入時の注意点教えます
リノベーション されている範囲と内容の確認をしよう
リノベーションの範囲や内容はさまざまです。
アクセントクロス張り、床材を変えるなどし、表面的な部分だけの工事のみでリノベーションと表示している可能性もあります。
そのような物件は、見た目が良くても、配管が古いまま、防音性や断熱性の面では劣っていることもあります。
コンセントの位置や数も生活上に大きく影響します。
見た目だけで判断しないことが必要です。
電気容量は十分か検証しよう
建物全体で使える電気の容量に限りがあります。
古い建物は電気容量が少なく、ブレーカーに表示されている数字を事前に必ず確認しましょう。
構造の老朽化の確認をしよう
どれだけ内装や設備機器が新しくなっていても、物件の構造部分にあたる柱や梁、基礎の老朽化が進んでいれば、耐震問題やシロアリ問題、換気の悪さや雨漏りといったリスクが大きくなってしまいます。築年数の古いリノベーション済み物件ほど、十分な注意が必要です。
リフォーム部分をチャックしよう
改築・改装した部分を必ずチェックしてください。
リフォームした場所と範囲です。
内装、外壁、設備機器など断熱施工の有無などになります。
不動産会社へ施工内容を記録した資料・写真・部面などを見せてもらいましょう。
耐震基準 初期建設年度を確認をしよう
前回にもお伝えしましたが、耐震基準に必ず注意が必要です。
できるだけ「震度6以上の地震に耐えられること」を基準にした新耐震基準で建設された1981年6月以降の物件を選ぶようにしてください。
地震が多い日本です。
今後どこでも大きな地震が起きる可能性が高いことを頭に入れておいてください。
契約内容と保険内容の確認をしよう
入居後のトラブル発生における対応や責任の所在を明確にしておく必要があります。
そのためにも、売買契約書の内容確認を絶対に怠ってはいけません。
住宅瑕疵保険やリフォーム瑕疵保険の加入も確認し、万が一に備えておくことをおすすめします。
また不具合が生じたときの窓口など、アフターサービス体制についても確認しておくことが大切です。
ご自身の状況にあわせて判断することが大事です。
ご相談はいつでも承ります!